心の疲労が招く「睡眠恐怖症」とは

「睡眠恐怖症」というのをご存知でしょうか。
これは、心の疲労による不眠を抱えている人がおちいってしまう可能性が高い、恐ろしい病気です。

 

ここでは睡眠恐怖症の概要や、その対処についてのお話しをしましょう。

 

睡眠恐怖症とは

睡眠恐怖症というのは
「不眠が続いているんだから眠らなければ」という気持ちが強迫観念となり、
それが最悪の状態まで悪化してしまうことによって引き起こされる病気です。

 

人の心というのはデリケートなもので「寝ないといけない」と自分に強く命じれば命じるほど、
それができなかった時のストレスが大きくなります。

 

そして「寝なきゃいけないのに今日もあまり眠れなかった」という気持ちが出てきて、それがやがて、「今日も眠れなかったらどうしたらいいのか」というようなことを日中から考えるようにまでなってしまいます。
そして、いずれは「寝床についても眠れない」と感じることそのものが怖くなり、もはや寝床に入ることに対してすら恐怖を感じてしまうようになるのです。

 

ここまで症状が行き着いてしまった状態が「睡眠恐怖症」なんですよ。

 

こうした睡眠恐怖症になりやすいのは、基本的に、自分にプレッシャーをかけてしまいやすいタイプの人や、神経質・完璧主義で、できなかったことをいつまでも後悔し、引きずってしまうタイプの人だと言われています。

 

睡眠恐怖症の対処はどうすればいい?

では・・・睡眠恐怖症の対処はどうすればいいのかというと、まずは「不眠そのものが原因で死ぬことはないから、今日は絶対に寝なければ、などと変にこだわりすぎる必要はない」と、ある程度割り切る気持ちを持つことが大切です。

 

「不眠で死なないというのは本当かどうか」という説についてですが、これは、生まれつき、
とある遺伝子に異常がある「致死性家族性不眠症」の人以外は、不眠そのものが原因で死ぬことはありません。
致死性家族性不眠症の人だけは例外として不眠が原因で死に至ることもあるのですが、この病気は遺伝性の病気で、しかも発症・発見例は非常に少なく、日本でこの遺伝子異常を持っている家系は、今までの累計でも、まだほんの数家系しか見つかっていないのです。

 

ですから「不眠で死ぬことはない」という説は、そうしたごくまれな遺伝子異常を持っている人以外に対しては、正しい説だと言えるでしょう。ですから、まずはこの説を信じて安心してほしいのです。

 

そして、不眠の改善ノウハウをいろいろ試していきましょう。ノウハウについてはここでもいろいろ取り上げていきますが、あまり結果を急がず「死ぬ病気じゃないんだから」というくらいの気持ちでのんびり取り組むことが大切ですよ。

 

不眠改善ノウハウを自分なりに試してみて、それで1〜2ヶ月様子を見ても、全く改善のきざしが見られないようなら、
その場合は病院に行って、本格的な睡眠恐怖症の治療をしっかりと受けるようにしましょう